筋肉に脂肪をつける〇〇〇菌
こんにちは。
-medical style-「セラピスト日記」を読んでいただきありがとうございます。
今回は「歯磨き不足が肥満につながる」話です。
2020年11月に「歯周病原細菌の感染が骨格筋の代謝異常を引き起こす」と言う論文が発表されました。
歯周病原菌が全身をめぐり、腸内細菌叢(腸内に生息する細菌群のこと)を変える事で
筋肉の代謝機能を低下させ「筋肉の脂肪化」を促進する可能性が示唆されたのです
そう、筋肉に脂肪がついて、『霜降り』になってしまうと言う事です!
牛肉だったら高級になるのでしょうが、私たちの身体は「筋肉に脂肪がつく」とどうなるのでしょう?
筋肉内に脂肪がたまっていると、増えたブドウ糖を取り込めず、血糖値は高くなり、脂肪化が加速し
「脂肪が燃えにくくなる!」つまりどんどん太り&太りやすくなってしまうのです。
また、歯周病原菌は「心臓・脳・腸の大病を引き起こす」こともわかっています。
甘くみてはいけないお口の清潔!歯磨きを念入りにして歯周病を予防することが大切になってきますね。
口の中には歯垢があり、歯垢1mgあたりには、多い人で10億個もの細菌が棲んでいます。
口に中全体では700種以上、1000億個以上の細菌が棲みついて、
手入れが行き届いていない人の場合、細菌数は1兆個を超え、これは、肛門にいる細菌数よりも多いと言われています
肛門よりも多いとは・・・
日々のお口ケアや定期的な歯科検診をもう一度チェックしてみてくださいね。